いましかみえない

自分の頭の中を可視化する自分のためのブログ。

「V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995~FOREVER-」初回A・B 感想

ミュージックソンのためにラジオに張り付いていた2015年12月24日。
20周年のライブツアーのDVD・BD化が発表されました。

そして明けて2016年2月17日発売されました~! \ヒュー!パンパンッ!/

お財布の事情等もあって直前まで買うか買うまいか悩んだのですが、唯一のぶい友さんに急かされ結局発売日過ぎてから買いました。ありがとうAmazon。値引き率たすかる。

V6のDVDは初回盤がなぜか異常に高騰するというジンクスがあるので、それに急かされたところもあります。迷ってる人はどうせ買うなら今買っとけ。悪いようにはしないから。

avexの公式サイトのスタッフメモ担当ことスギちゃんさんが宣伝上手だったために、まんまと乗せられて1種類しか買わないつもりが初回A・Bゲットしてしまいました!

ということでレビューのようなものを書きます!買おうかどうしようかなあ?と思う人の背中を押せたらいいのですが、ネタバレすると思いますので読みたくない方はそっ閉じお願いいたします。今から見ようかという人にネタバレするのもどうかと思ったのですが、自分用の記録に自分のつぼをピックアップして書いていくので、だいぶわかりづらいかと思います!お許しください。

 

 DISC1 本編(初回A、初回B、通常、BD共通)

デビュー日である11/1に行われたツアー最終日の公演が収録。

12/6にWOWOWで放送されたダイジェストverを繰り返し見ていた身としては、カットされていた「太陽のあたる場所」「Can do! Can go!」が始まった時に少しびっくり。大阪ローカルのおはようコールという番組で、森田さんが嫌いな(?)振りと挙げていた「Can do! Can go!」のカニダンスをしっかり見られてよかった。あとVIP席の松本さんがめちゃくちゃ楽しそうなのが映ってて微笑ましかったです。

トニセン着替え中のカミセンMC。20年間明かされなかった衝撃の事実がじわじわ面白い。3人になると森田さんも岡田さんも話し出すのがカミセンらしい。

この曲を聴きにライブに行ったといっても過言ではない曲。トニセンの「Honey」!カミセンのハードル上げまくりの紹介から、期待に応えるべく登場するトニセン(特にぶりぶり踊る坂本さん)のかわいさが爆発!登場の仕方は日替わりだったので叶うものなら全公演分見たかった。V6楽曲大賞トニセン部門では1位だったけどやっぱりいい曲だ~!

 

DISC2 本編(初回A、初回B、通常、BD共通)

メジルシの記憶これまでコンサートで未披露だったこの曲がようやく日の目を見た!坂本さん井ノ原さんが発売当時より歌唱力をあげ哀愁を帯びて、めちゃくちゃいい仕上がり。何度聞いても酔いしれる。

V6にゆかりのある西寺郷太さん&corin.さん、通称「にしこり」コンビの手によってシングル45曲中39曲が交響曲メドレーになった「39symphony」。6楽章に分かれるなかでも私のお気に入りは第5楽章。

井ノ原さんの合図で息を合わせて始まるアカペラ「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか」は圧巻の一言。「Timeless」「Sky’s The Limit」とコンサート初披露の新しめの曲たちが続き、「ROCK YOUR SOUL」のイントロに割り込んでくる1997年発売のTAKE ME HIGHER。しっとりと歌い上げたかと思えば、複雑なフォーメーション、激しいダンス、そして初期の曲も同じ振り付けのまま踊るV6がただかっこいい。

「39 symphony」は会場で聴いたときから「なんだこりゃ!?」という感じで、ワンフレーズしか出てこない曲*1もあって、音が流れても「この曲は歌うのか?歌わないのか?」と惑わされっぱなし。「39 symphony」に関しては西寺郷太さんのブログに経緯や初案が記されていますが、セトリに関してはV6メンバーたちもあまり詳しくは語っていないので謎は多し。曲の順番やパート、長さ、アレンジ等、すべてが最高でした。レンタルでもライブ音源という形で音源化されてよかった。

アンコールTAKE ME HIGHERVS嵐の罰ゲームの約束が果たされ、嵐5人がバックについての披露。本編に出てくるよりは別でワンハーフあったのがよかった。バックとアイコンタクトをとるメンバーが楽しそうでこちらもにやけます。二宮さんのダンスが好きなんですよね。

昔のマサを彷彿とさせる「メイディーーン!ジャパァァァァァァン!」からの「MADE IN JAPAN」。今回のツアー唯一のアクロバットが坂本さんと森田さんのプロペラでしたが、さすがの安定感。ツアー途中から森田さんによる指名で土台が日替わりでしたが、10/30の公演で岡田さんがやっと指名されたのが嬉しすぎて、猛スピードで回して2人ともへばっていたのが勝手に思いだされますね。それと比較して下ろすところまで丁寧な坂本さんに安心します。「これからも回し続ける」「回しの座は渡さねえ」と坂本さんの意気込みもあったので今後も続けてほしい!大きなアクロバットを見たい気持ちもあるけど、ツアー途中でけがされたら元も子もないので、無理のない範囲でよろしくお願いしたいところ。側転でもいいんだよ。

Wアンコール「BEAT YOUR HEART」。デビュー曲から4thシングルまでのユーロビートは結局そこそこの長尺で披露されてよかったなあとなんとなく。

トリプルアンコール。V6へのサプライズファンからのメッセージリボン企画。私は特典から先に見たからリボン企画見るのは3回目だったのにまた泣いてしまった。本編ずっと見てきてこの流れでリボンはずるいですわ。泣かずにいられなかった。リボンがひとしきり振り終わるまで、客席に背を向け一言も発さず正座のままリボンを読み続けた森田さんの背中に毎度泣かされてるんだろうなあ。

泣いた後に客席の「もう一回!」の岡田さんの煽りで笑って、最後の「HELLO」、メンバー同士のハグで感極まるなんて、トリプルアンコールだけで感情が忙しすぎる。

リボン企画は単品で見てももちろん感動するんだけど、Wアンコールまで見ての、トリプルアンコールでV6が出てきて、いきなり始まる映像を二度見するメンバーの様子がいいんだよ~!WOWOWのダイジェストverでも十分楽しんで感動していたのに、倍の時間フルで収録されたDVDを見て、V6やスタッフのライブのこだわり、ファンからのサプライズすべてまるっと3時間で完成された作品なんだなと改めて感じました。ノーカット収録してくれたavexさんありがとうございます!ありがとうございます!

 

DISC3 LIVE TOUR 2015 完全密着ドキュメント~いつもの調子で行こうぜ~(初回A特典)

ライブツアー密着なのでそれまでの打ち合わせとかは入ってない。ツアー初日の札幌に入ってから「MADE IN JAPAN」振り入れたのにおどろき。始まる前の円陣がシンプルだけど背中に回された手にズームしてることもあって地味に好きです。リハで公演のたびに増えていくこだわりの変更点がおもしろい。映像班、音響班、照明班などたくさんのスタッフによって作り上げられた総合芸術なのだと改めて実感。会場設営の早送りも好き。会場によって大きさが違うだろうにどうなってんだろう。各公演のレポをあらかた読んだのだけど、衣装の順番が大幅に変わったようですね。ジョジョスーツがお気に召した模様(?)。赤衣装で「SP-Break The Wall-」踊ると汗で衣装が黒くなるので良かったかもしれない。日替わりプロペラが全員分入ってて満足でした。ただ「そこはスローにしたらだめだろー!」という部分もあり。生で見れたからよかった。岡田さんは長野さんの名前を出しすぎ笑 ドキュメントは岡田さん率が高かったような。結局ライブでは使うことのなかった取っ手なしのセグウェイみたいな機械も全国運んでまわって、リハや楽屋で使われてたようですね。メンバーにもファンにも極秘で進められた三宅さんサプライズもおもしろい。学校へ行こう番宣のひるおびで三宅さんが着用していたTシャツをメンバーに配布していました。11/1の嵐も加わってのリハは定点でダンスが見られたのが結構嬉しかったです。WOWOWの事前で放送された楽屋での「MIRACLE STARTER~未来でスノウ・フレークス~」が何だったのか判明!そうかートリプルアンコ候補に入ったのかー!長野さん発案だった。ファン投票では毎日投票してたので結局セトリ漏れして残念でした。ミュージックソンで聴けてテンションぶち上げだったけど、ダンスあってこその曲なので、またどっかで披露しておくれ。

 

DISC3 全国MC集(初回A特典)

全会場でのMCダイジェスト!衣装の順番が違ったので大阪までは赤衣装でのMC。岡田さんがジャケット脱ぐもんだから衣装真っ黒。「Supernova」の自分のパート以外をうたうV5にご立腹の井ノ原さんですが、なぜか5人から考えを改めさせられるという面白い展開に。「歌いたいとき歌ってこうよ!」2013年のOMGコンでもおなじようなMCがあって、そのときは井ノ原さんが盛りまくって話して森田さんがバカ受けしてたのが思い出されます。あと面白かったところと言えば、ライブ前に森田さんからハグされたことを報告する岡田さんの興奮が大変気持ち悪かったです(褒めてる)。「SPOT LIGHT」のみんなで持ち上げトライも入っててよかった!まだいろいろありますが38分も収録されておりました。

 

DISC3 このツアーを快適に過ごすためにスペシャル(初回B特典)

ツアーを無事に終えられるようにと6人がそれぞれ持ち寄った案を全員でこなしていく企画。初っ端から森田さんが全部食っちゃってた。「ツアー折り返し地点です!」って言ってたけど場所は代々木だったみたいなので10/29頃の収録なのだろうか。

 

DISC3 メンバーサプライズ~ファンからの贈り物~(初回B特典)

リボンメッセージ企画、会場で流れていた映像とメンバーそれぞれの反応が見られます。フルサイズは本編の方に入っていて編集が違うので見比べるといいかもしれません。当日降ったリボンを集めてみんなで読んだり映像を見返したり。微笑ましいのと泣けるのと。あのリボンを書いていた時は、セクバニの唇の企画を思い出して貼りつけられたのを読まれるのかな、なんて思っていましたが、記念すべきあの日のお祝いとして演出の一部に関われたことを嬉しく思います。舞う赤と白のリボンの美しさ最高です。セットの挟間に落ち込んでしまってないといいなあ。あれを全部拾ってくださったスタッフさんにもお疲れさまとありがとうを。誰かに読まれたり、手に取られたり、体に触れたり、踏まれたり、はたまた入れられたりしたのかな。私のリボンが誰の目にも触れられずにいたとしても、企画に参加できた事実だけで幸せです。またファンが褒められてた!やったぜ!

 

DISC3 ツアー振り返り企画!ビジュアルコメンタリーダイジェスト(初回B特典)

自分たちのライブを見返す企画。ツアー終了後に見返す機会がないらしく、メンバーとしても不思議な感覚だった模様。*2発売前に特典が発表された際に「ダイジェスト」と銘打ってあったので30分程度かと思っていたら1時間半弱*3もありました。手巻き寿司セットと共にまったり見るライブ。ほとんどテレビ画面を見つめているだけの、あまり動きがない画なのに面白い。豪華なセットがなくても食べ物さえあればV6は面白くなるんじゃないだろうかとさえ思う。思い出話に花を咲かせたり、ファン目線の反応だったり。ただ私たちが見ているのと違って「これなに?」と聴けば本人が応えてくれるのが羨ましい。また6人の見方が違ってまた面白い。人に絡んだりほっといたり物理的にも精神的にも絶妙な距離感のぶいさんを見てるのがたのしいです。本編よりもっぱらこっちばかり見ています。最後の方の井ノ原さんの言葉がまんまファンの心境を表してて「分かってるじゃん!」と思ってしまった。あと、1位2位を争った曲や、森田さんの「しゃがむのかよ」の謎が解けました。

 

DISC4 本編ダイジェスト WOWOW version(初回A・B特典)

WOWOWで12/6(日)に本放送、1/3(日)にアンコール放送された1時間半のダイジェスト映像が収録。WOWOW様~~!」と拝み倒してファンが大量に契約、双方にとってwin-winになりましたね。井ノ原さん三宅さんの新規契約裏話もあったり。三宅さんが携わったこだわりの編集ですが、WOWOWさんがこだわった画質は残念ながら発揮されず。DVDじゃなくてBlu-ray盤収録特典にすればよかったのに。コピーワンス放送だったのでダビング協力もあまり期待できない代物となりました。Blu-ray再生機器がない私にとって録画したWOWOW.verは宝です。外付けHDDだから再生しかできない悲しみ。

 

封入特典 シリアルナンバー(初回A・初回B・通常・BD共通)

ライブ本編中の「39symphony」をメンバー個別アングルで見られる特典。PC・スマホで「DVD card」のアカウントを取って、シリアルナンバー(PINコード)を入力すればストリーミング再生されます。1つのシリアルナンバーは1つのアカウントのみの対応で共有できません。有効期限は来年2/16 23:59までだそうです。
44:02にも渡ってひとりのメンバーが見られるんですよ!自分のパートでないときのファンサとかリズムに乗ってたりとかメンバーとの絡みとか本編では他メンバーが映っている部分がまるごと見られちゃいます。通常盤特典にして手元に残させてくれ、という要望も多いマルチアングルですので是非見てみてくださいな。
「SUPER Very best」の、6人揃った祝1000回の「Next Generation」映像もシリアルナンバーの特典でしたね。ラジオよりも長めの収録でそれもみられたりとか。ただ期間限定なのがもったいない。それが購買促進にもなるんだろうけど。

 

パッケージ

初回A・初回B共通で大変指紋が残りやすい質感となっております。特にBは青なので目立ちます。外の透明袋から取り出す際に、粘着部分が引っかかって字の一部が剥げたりラメがとれたりしましたので、お気を付けください。
箱から取り出した時のジャケット?も、封入されているミニブックレットも、初回A盤と初回B盤で異なりますのでお楽しみです。

 

 

とまあこんな感じでお送りしました!「V6が最近気になるんだけど…」という方には、これと「SUPER Very best」をおすすめすればよいと思います!WOWOWの事前番組で「READY?」から綺麗な画質で収録されていることを知り、要望が届いたのかBlu-rayで販売されることになって、ウィークリーランキングに全種ランクインした事実もうれしいですね。派手な特効などがあるわけではないけど、変態照明だったり彼らのダンスを高画質で見れるのは嬉しいことです。ハマらせたい人に「READY?」「Sexy.Honey.Bunny!」「Oh!My!Goodness!」全部見てもらいたい!ぜんぶおすすめ!

20周年の活動は終わってしまったようですが、個人の活動が怒涛に詰まっている2016年もよい年になりますように。9係の主題歌たのしみだなあ。

 

 

西寺郷太さんのブログ 

ameblo.jp

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↓音楽ナタリーでの徹底解説

natalie.mu

 

↓2016/2/16に発売されたDVDたち 

 

*1:会場だと反響音と客席のざわめきで聞き取れないこともあった

*2:三宅さんだけは自宅の大きいテレビで視聴済みだったみたい

*3:MCカット、本編一部カット、アンコールダイジェスト