ラブセンが叩かれてる件
Twitterを開いたら目に飛び込んできた情報。
そもそも
『ラブセン~V6とヒミツの恋~』とは
国民的人気アイドルグループV6の撮り下ろし写真を使った恋愛ソーシャルゲーム。物語は広告代理店で働く普通のOLのアナタ。新規プロジェクトのプレゼン当日、電車の遅延に巻き込まれてしまう…。
なんとか時間ギリギリに会社に到着し、慌てて裏口から入ると、そこにはあの、V6が…!?
運命の出会いによってアイドルとのヒミツの恋が、今、始まる。
すべてのV6ファン、そして恋するすべての女性に贈る、奇跡のラブストーリー。
とまあ、あの肖像権にくそうるさいジャニーズ事務所さんが無料の乙女ゲームとのコラボ(?)を承諾し、メンバーの写真は何度も出てくるし、がんばれば撮りおろしの画像やボイスなんかもゲットできちゃうゲームこと『ラブセン』。まあ課されるミッションの壁が高かったり、アイドルである彼らとの恋が本編で、ほかにイベントとして幼なじみ設定の彼らとの恋やシェアハウスでの恋、シナリオがたまに出てくるガチャなど、課金しなくては達成もままならないものもあるものの、ダウンロード時にお金が掛からないのはよいこと。Vみくじやすごろくなど、課金せずとも楽しめるものもあるのでいいかもしれない。
私自身も苦手だろうなと思いつつ、興味本位ではじめてみたら笑いが止まらなくてハマってしまった。リアルのV6のネタが随所に盛り込まれていて、これは作り手の相当なリサーチが実を結んだ結果。本人たちの好きなもの(長野さんがグルメ、岡田さんが歴史好きなど)や関係性、話し方なども凝っていて、なかなかよくできている。あれだけの出来栄えならお金を払ってもいいと思う。(上から目線のうえに課金を正当化するスタイル)
そんな『ラブセン』。今日突然、槍玉にあげられた理由。
【ラブセンpresents V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE1995~FOREVER-】
ラブセンpresents
昨日までなかったはずの冠がついてた。
そしてまさかの『ラブセン』がしゃしゃりおった。
私が知った時の感想としては「おもしろそう~!何かコラボとか連動企画あるんだろうかo(((°∀°)))o」「それにしても私たちの課金がライブ資金になるとは」のような感じで、かなり好意的に捉えていたのだが、情報元のTLでは、ぶいふぁんさんの怪訝な顔がそこに見えるようなツイートが埋め尽くしていったのである。
「20周年のライブなのに…!」
「一気に安っぽくなった」
そうか、そうだった。今回のライブというのは、V6の20周年という記念すべき年に行われる、ファンにとって より一層思い入れの強いものなのである。2年そこらのラブセンに冠をとられるほど安くないのよ、みたいな。そんなみなさんが拒否反応を見せているのは「変なコラボしないで!」この一点のようである。ぶいさんのライブというのは、Jr.をバックにつけることもしないし、派手なステージや特効もなく、ひたすらに踊ったり外周まわってファンサしたりとステージ上の6人で完結するものだからこそ、ファンは外部とのコラボ(?)に敏感なのかもしれない。2013年の「Oh!My!Goodness!」ライブの「ラッキーガール」制度*1が苦手な方もいたようだ。そしてファンのみんながみんな『ラブセン』をやっているわけではない。アイドルとファンの距離感は人それぞれであり、それぞれで心地よい距離を保っているからこそ、『ラブセン』やべストアルバムの名前印字システム*2に悩むのかもしれない。
もちろん、私のようにわくわくとまではいかなくとも、好意的に受け取っている方もいたし、早速「#こんなラブセンpresentsはいやだ」大喜利が繰り広げられていた。面白かった。ぜひ検索してください。
ただ確認しておきたいのは、現段階で「『ラブセン』が協賛する」という冠がつけられただけである。まだ何も言われていない。コラボ企画するともなんとも。TOKIOの20周年ライブではJRAが協賛についていたが、ステージが豪華になっただけだった、というツイもあったのでそういう可能性もある。なんにせよ、ライブ資金が潤沢になったであろうと予想されるので、ぶいさんがやりたい演出を存分にできたらそれ以上のことはない。
そもそも『ラブセン』のGREEが協賛するほどお金を持っているのか、という疑問をもたれた方には、渋谷、原宿にでかい『ラブセン』広告を打てるほどのお金はある、という予備知識をお教えしておきます。じゃにおたの課金ってすごそうだ…。